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日本脳炎(にほんのうえん)
症状
脳細胞で増殖します。突然、頭痛と高熱で発病します。やがてひきつけたり、意識障害を起こすことがあります。
わが国では、西日本に多く発生し、東日本ではまれにしか発生しません。
原因
日本脳炎ウイルスによって感染する脳炎です。春から夏にかけて発生した、日本脳炎ウイルスを持ったコガダアカイエ指したブタの体内で増殖。その血を蚊が再び吸って、人を刺すことで感染するものです。
発生しやすいのは老人と子供。ワクチンができてから、発生数が急激に減りました。
原因・予後
ワクチンがよく効きます。蚊が発生する真夏になる前にワクチンを接種しておくと安心です。ワクチンは1週間間隔で、2回接種を行います。そして翌年もう1回追加し、基礎免疫とします。
ただし、この病気にかかってしまうと特効薬はなく、約3分の1が死亡、3分の1が知能障害や運動機能障害などを起こすといわれています。