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尿路感染症(にょうろかんせんしょう)
症状
感染部位が膀胱や尿道の下部の場合は、頻尿、排尿痛、残尿感などが主な症状です。
腎盂腎炎のように尿路の上部で感染している場合は、発熱や腰痛がみられます。
年少児の場合は、発熱・食欲不振・不機嫌・下痢・嘔吐・腹痛の症状だけのことが多いようです。
原因
男児は先天性の尿路異常が多く、女児は尿道が短いため、尿道口から感染しやすい。
診断・治療
尿検査で、白血球の増加が認められれば、尿の培養検査を行い病原菌の種類を確定します。頻繁に尿路感染を起こす場合は、腹部超音波検査、腹部CT検査、尿路造影などを行い、腎・尿路の奇形がないかを調べます。
治療は原因菌に対して効果的な抗生物質を投与し、ほとんどの場合、入院の必要はありません。
尿路異常がある場合に、手術を行うこともあります。
予後・経過
安静・保温が基本。食事は、刺激の強いものを避け、水分をたっぷり与え、尿を出すようにさせましょう。
きちんと治しておかないと慢性化することが多いので、医師の指示にしたがってください。