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突発性発疹(とっぱつせいほっしん)
症状
潜伏期はよくわかっていませんが、10日ぐらいといわれています。突然、原因不明の38~40度の高熱が3~4日続きます。熱の出方は、さまざまで、高熱が1日中下がらなかったり、上がったり下がったりを繰り返したりします。熱が下がると、おなかや背中を中心に全身に色の薄い発疹が出てきますが、1~3日できれいに消えてしまうのがほとんどです。
ただし高熱のためにひきつけることがあるので、注意が必要です。また、耳の後ろや後頭部のリンパ節がはれ、のどの奥の口蓋弓と呼ばれる部分に赤い斑点ができることもよくあります。
はしかや風疹は流行しますが、突発性発疹は、散発する病気です。
原因
ヒトヘルぺスウイルス6型の感染によって起こる病気です。
まれに、たびたび繰り返して感染したり、予防注射のあとに起こることがあります。
季節を問わず、1年中みられます。かかりやすいのは生後5ヵ月から2歳までの乳幼児です。
治療
突発性発疹と診断がつくのは、たいてい下痢をして発疹が出てからのことで、病気としては、もう後期と
いう段階です。機嫌もさほど悪くないことが多いため、特別に注意が必要なことはありません。治りがけにやや便がゆるくなることが多くみられますが、数日で治ります。