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伝統工芸士

手に職をつけたい、独立・開業を目指したい、文化や伝統を継承したい人にオススメ!

工芸の専門家として活動するには、芸術系の学校や養成所で学んだ後に、弟子入りをして技術を習得する場合が多い。伝統工芸士というと弟子入りの際に必要な資格のように思われるが、実際は伝統工芸士とは国が指定した伝統工芸品の伝統技術を構成に残すために、経済産業大臣が認定している資格だ。
実技試験を実施した後に筆記試験を行い、合格者のみ伝統工芸士が授与される。この資格を取得するには、工芸の実務経験が12年以上必要で、高度なレベルの伝統的な技術と知識が問われる試験だ。

試験内容<知識>伝統工芸品に関する一般知識と、当該伝統工芸品の製造に関する技術、技法、原材料など、必要な知識の水準を判定する (1)共通科目 (2)専門科目 <実技>当該伝統工芸品の製造に関する伝統的技術、技法の水準を判定する。 (1)工程科目 (2)課題作品 ◆認定される業種は、織物、染色品、くみひも、刺繍、陶磁器、漆器、木工品、竹工品、金工品、仏壇、和紙等194品目
受験資格日本国籍を有する者
受験料 7000円
申し込み期間 受験申請書に受験料を添え、産地組合を経由して協会に提出。期間は5月中旬~6月中旬
試験日 <知識>10月中旬 <実技>9月中旬~10月中旬
試験地 各工芸品の産地によって異なる
合格発表日
合格率 70%
問合せ先 (財)伝統的工芸品産業振興協会 03-5954-6033
ホームページ http://www.kougei.or.jp/